打撃復調気配の日本ハム陽岱鋼外野手(28)がアクシデントで途中交代した。5回無死二塁の場面で中前打で出塁後、走塁中に左足に張りを覚えたため、その裏の守りから大事を取って交代。「グラウンドもぬれていた」と、高温多湿の環境下で異変を察知したようだ。石黒チーフトレーナーは「大きな問題はないです」と、軽症を強調。試合後の時点では患部に痛みもなくなっているとのことだが、25日の出場は当日の状態を見て判断される見込み。

 この日は途中交代するまでリード・オフ・マンとしてチームを引っぱった。3回に2試合連続の適時打をマーク。レアードの先制16号ソロが飛び出した直後の3回1死二塁の好機。西武十亀から中越え二塁打を放って2点目を奪った。これで8試合連続安打もマーク。「体がキレてきた。(大谷)翔平も頑張っていたし、追加点が取れて良かった」と、納得の一打を振り返った。