楽天福山博之投手(26)がサヨナラ負けに肩を落とした。同点の11回から登板するも、先頭の伊藤に四球。続く縞田に犠打を決められ、1死二塁とする。迎えた安達に外角143キロの直球をとらえられた。前進守備の中堅手の頭上を越える、サヨナラの二塁打を浴びて3敗目を喫した。

 「調子が悪いわけではないんですが。何が悪いのかが分かったら…。チームに申し訳ない。先発、中継ぎが頑張ってくれたものを自分の1球でフイにしてしまった」と振り返った。

 勝敗に結びつく場面での登板は信頼されている証拠。そのため「そこを意気に感じて0点に抑えたい」と気持ちを切り替えた。