楽天が接戦を制して3連勝を挙げ、3位ロッテとの差を3ゲーム差に縮めた。

 4-4の同点で迎えた8回、1死一、三塁から枡田が右前へ決勝の適時打を放った。5月に右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折で戦線離脱し、この日に1軍復帰したばかり。最後は守護神松井裕が3人で締め、コボスタ宮城では7月5日以来7戦ぶりの勝利を挙げた。

 大久保博元監督(48)は「相手が強いチームだったので挑戦者の気持ちだった。全員が、3位に向かって全力でプレーしてくれている。本当に心強い」と選手の粘りを称賛した。