デスパさまさまだ。主砲の一振りが、首位ソフトバンクの連勝を止めた。ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が3-5の8回、バックスクリーンへ放り込む逆転の14号3ランを放った。チームに3連勝をもたらし、貯金は今季最多タイとなる4月14日以来の貯金2となった。

 今季、デスパイネが本塁打を打った試合はこれで13戦全勝(1試合2本が1度あり)。昨年9月23日から通算15連勝となった。ロッテの打者がシーズン1号から本塁打の13連勝は、09年西岡(13連勝)以来。相手のソフトバンク五十嵐は大リーグから帰国後、被本塁打が13年4月7日に中田(日本ハム)に浴びた1本だけで、中田の後は打者557人に1発を許していなかった。