広島は1日、河内貴哉投手(33)、岩見優輝投手(28)、池ノ内亮介投手(26)、中村憲外野手(26)、育成の森下宗外野手(24)の5人に戦力外を通告した。

 河内は1999年のドラフトで3球団競合の末、広島に1位で入団。1年目から1軍登板を果たし、04年には8勝をマーク。08年に左肩を手術し、長いリハビリ生活を送った。11年に実戦復帰を果たすと、翌12年には支配下登録選手となり、再び背番号24を背負った。

 今季は4月26日阪神戦に登板するも、1/3回を2安打1失点。唯一の登板となった。河内は「手術して4年間リハビリをさせてもらい、生涯カープと決めていた。カープで良かったと思える16年間でした」と球団に感謝した。