【根尾昂の根幹】話をする日も遠くない 顔を合わせた田村藤夫氏が見た「つらい立場」

田村藤夫氏(66)のプレミアム・リポートは、ファームで結果が出ないシーズンを送る中日根尾昂投手(26=大阪桐蔭)の現状をリポートします。4月にプロ初勝利をマークしながら、その後は制球難に苦しみ暗転。9月も終わろうとする中、田村氏は根尾投手のもとへ足を運びました。

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◆根尾昂(ねお・あきら)2000年(平12)4月19日、岐阜県生まれ。小2から古川西クラブで野球を始め、古川中では飛騨高山ボーイズに所属。3歳から始めたスキーでは、中学2年時にアルペンスキー回転で日本一となり、世界大会にも出場した。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入りし、2年春、3年春夏で優勝。4球団競合の末、18年ドラフト1位で中日に入団。内外野をこなし、21年には自己最多72試合に出場し、30安打、1本塁打、16打点、打率1割7分8厘。22年途中から投手に登録を変更し、同年は25試合に登板。今季4月8日のDeNA戦(横浜)でプロ初勝利。ここまで投手通算43試合で1勝2敗、1ホールド、防御率4・22。177センチ、85キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸1050万円。


◆田村藤夫(たむら・ふじお)1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受けたが、日本ハムに残留。96年オフには、ダイエー(現ソフトバンク)王監督から直接電話を受け、移籍を決断した。07年からは、中日の落合監督に請われ入閣。捕手としてONと落合氏から高く評価されたが、本人は「自分から人に話すことではない」とのスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。@tamu2272


くじけそうな時こそ 田村氏が根尾のもとへ向かった理由


心地良い取材を優先するのなら、調子がいい時、結果が伴う時、そんなときに顔を合わせれば自然と話も弾む。こちらもなんの遠慮も気兼ねもせず、さらに上達するための課題を指摘できる。毎回毎回、そういう時に根尾の顔を見たい。本音だ。

成長が見込まれる時、その流れに乗って、さらにプラスの材料を示す、それはかみ合う取材になるだろう。一方で、プロのアスリートにとって、もっとも大切な局面はなんだと考えれば、私はくじけそうな時だと思う。

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1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。