広島田中広輔内野手(26)が追加点を奪う2ランを完璧にスタンドに入れた。

 4点リードの6回1死一塁。カウント1-1からの3球目だった。真ん中に入ってきた131キロをとらえた。打球は高く上がり、侵入防止柵に当たることなくそのままスタンドに入った。

 9月12日の阪神戦(甲子園)では延長12回にフェンスオーバーしながらビデオ判定でもインプレーと判定される“幻の本塁打”を放っていた。田中は広報を通じて「今日はしっかりフェンスを越えてくれたのでよかったです。打ったのはスライダー。うまくとらえられたかな」と冗談交じりに振り返った。