巨人原辰徳監督(57)が、クライマックスシリーズを突破しての日本一奪還を宣言した。セ・リーグ4連覇は逃して2位となったが、試合後のセレモニーでは、以下のように力強くあいさつした。

 「ジャイアンツは4連覇を目指して、全力で死力を尽くして戦いました。しかし、2位という結果でした。ヤクルトファンのみなさま、おめでとうございます。ファンあってのプロ野球、ファンあってのジャイアンツ。今年のペナントレースは勝っても負けても接戦、拮抗(きっこう)したゲームでした。数多くのファンの方に足を運んでいただき、声援を送っていただきました。今年ほど感謝した試合はありませんでした。しかし、まだ勝負はこれからです。ファンの皆様とともに、大きな、大きな目標、日本一に向かって戦っていきましょう!」