ドラフト上位候補で、東洋大の最速148キロ右腕・原樹理投手(4年=東洋大姫路)が、3安打9奪三振完封で2部優勝に導いた。

 1回2死から4者連続三振を奪うなど、3回まで6奪三振。直球は140キロ台前半ながら、多彩な変化球で圧倒した。17日の1回戦では6回4失点でKOされた主将は「みんながつないでくれた試合。責任を持って、低めに丁寧に投げた結果」と胸を張った。

 駒大との1部、2部入れ替え戦(11月7日~、神宮)では、同じくドラフト上位候補の左腕・今永昇太投手(4年=東筑)との投げ合いが濃厚。プライベートでも仲が良く「絶対に負けたくない。みんなで1部に上がりたい」と意気込んだ。