ソフトバンクは試合後、都内の宿舎で祝勝会を行い、喜びを分かち合った。福岡移転後、5度目の日本一だが、都内で祝勝会を開くのは初。ソフトバンク本社としても待望の「お膝元」での歓喜となった。

 孫オーナーは冒頭のあいさつで「みんなの戦いぶりに、本当に感動しました」と喜びを爆発させた。王会長も「すべてにおいて日本一の戦いをしてくれた」と褒めたたえた。工藤監督は「みんなスゴイ。常々、一番つらい思いをした人が集まったチームが日本一になれると思っている。君たちは日本一の人間だ。誇りに思う」と評した。

 恒例となった松田選手会長の「全員! 熱男」の叫びとともに、ビールかけがスタート。用意されていた3000本のビール、コーラ480本、日本酒はたる酒8斗、一升瓶60本、マグナムボトルのシャンパン1本が、あっという間に泡と化した。