ソフトバンクの上林誠知外野手(20)が、台湾で行われるアジア・ウインターリーグに派遣されることが29日、分かった。同リーグは11月下旬から12月中旬まで約3週間開催され、日本、韓国、台湾、台湾アマ、欧州選抜の5チームが参加予定。上林は宮崎で行われる秋季キャンプ終了後、NPBの合同チームの一員として武者修行に励む。

 プロ2年目の上林は今年5月に1軍に初昇格。8月26日ロッテ戦でプロ初安打、初本塁打を放つなど、計15試合に出場。終盤、柳田欠場時にはセンターの代役を務め、打率3割1分8厘、2本塁打、6打点と結果を残した。2軍でも打率3割3分4厘、16盗塁で首位打者と盗塁王に輝いた期待の若手成長株。チーム内の激しいレギュラー争いへ、異国の地で実戦を重ねて成長を目指す。