プロ野球の試合運営の諸問題を議論するゲームオペレーション委員会は30日、東京都内で開かれ、現在は本塁打とフェンス際の飛球での直接捕球の有無に限って適用されているビデオ判定の本塁上のクロスプレーへの拡大を検討することを決めた。日本野球機構の理事会や12球団の実行委員会で議論する。

 また、審判員の技術向上のため、ボールの動きを追尾してデータ化する「トラッキングシステム」の導入を検討することも決めた。球審のストライクとボールの判定の評価の参考にする。