天理大(阪神)が大商大(関西6)が延長11回サヨナラ勝ちし、立命大(関西学生)との第1代表決定戦(2日)に進んだ。

 初回に5点を先行されながらもコツコツと点差を詰め、1点を追った8回1死満塁では救援の広島1位、岡田明丈投手(4年=大商大高)から武田勇樹内野手(4年=加古川北)が中越えの適時三塁打。中継ミスもあって、この回に4点をもぎ取った。

 9回に3点差を追いつかれたが、延長11回1死満塁で途中から救援の山本竜也(3年=天理)がサヨナラスクイズを決めた。リーグ戦では投手は打席に立たないが、藤原忠理監督(50)は「この大会に出ることが決まってからバントの練習は徹底的にやってきましたから」と明かした。