野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。パ・リーグ編は平石洋介氏(46=日刊スポーツ評論家)。西武の好材料をピックアップする。
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先週は大きく勝ち越したチームも、負け越したチームもなかった。その中で目に留まったのが西武だ。後半の日本ハム戦を2勝1敗とし、6カードぶりに勝ち越した。週全体でも3勝2敗の勝ち越し。一時期よりチーム状態が良くなっている。
11日の日本ハム戦の高橋光をのぞけば、いずれも先発が試合を作った。改めてだが、西武の一番の売りは先発陣。その力を前面に出して戦わないと、勝機は上がってこない。打線は良くなったとはまだまだ言いがたいからだ。12日の日本ハム戦こそ12得点したが、8日楽天戦から3試合続けて2得点以下。長谷川、桑原とけが人が続き、苦しい状況は変わらない。
その一方で、1軍に上がってきた蛭間、林安可らが結果を出している。離脱者をカバーするだけの力は持っている。西川にも期待したい。12日は久しぶりに1番で起用され2安打を放った。今季ここまで苦しんだ分、ここからどれだけ力を発揮できるか注目している。
西武は2週間に及ぶ長期遠征で、沖縄から北海道まで日本縦断のハードスケジュールだった。その最後に勝ち越せたことはプラスと言える。優勝争いをしていくためには、今は苦しくても、どれだけ粘って踏ん張れるかが大事だ。今週からは本拠地が中心。まずはロッテ、楽天と下位チームが相手となる。夏のベルーナドームの過酷さもあるが、たくましく戦ってもらいたい。
最後にぜひ触れたいのが、支配下に復帰し1軍に昇格した森脇だ。選手生命の危機にあっても希望を捨てず、リハビリとファーム生活を計3年間、続けてきた。球場で再会したが、笑顔を見るとこちらもうれしくなった。4試合に登板し無失点を続けている。豊富な経験を生かし、かつてのようにピンチをつむ投球をまたぜひ見せてほしい。(日刊スポーツ評論家)




