昨年準優勝のセガサミーがサヨナラ負けで、8強を前に姿を消した。

 1点を追う9回2死から代打・砂川哲平内野手(23=駒大)の適時三塁打で同点。だがその裏に先頭打者の二塁打と犠打で1死三塁の大ピンチを迎えた。2人を歩かせて満塁策を取ったが、犠飛を打たれてサヨナラ負け。

 元ロッテの初芝清監督(48)は「よく粘ったけれど、最後は指示を徹底できなかった。無死二塁から歩かせるはずが、バントをされて…。三塁に行かせてしまったら、どうしようもない」と悔やんだ。