思い出の地で開幕1軍を猛アピールだ。日本ハムのドラフト1位明大・上原健太投手(21)が6日、米アリゾナで実施される来春の1軍キャンプ参加を熱望した。この日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷を施設見学のため訪問。「細かい部分まで管理が行き届いている」と、充実した環境に気持ちも高ぶった。キャンプには、栗山監督はルーキーを同行させるプランも練っている。新聞報道などで指揮官の意向もチェック済みで「チャンスをいただけるなら、行きたい」と志願した。
アリゾナには2年前にも訪れた。明大2年時、13年春季キャンプ地の1つだった。「日本と全く環境が違った」。強い日ざしや朝晩の激しい寒暖差、食事面でも苦労した同僚は多かったという。19日間でフロリダ-ロサンゼルス-アリゾナと渡り歩いたが「僕は大丈夫でした」。ファストフードも難なく受け入れ、日本よりも硬いマウンドは「自分に合っていた」。不思議と相性のいい場所だった。
硬いマウンドにフィットするあまり「体に負担がかかって終盤は疲労感がすごかった」。反省を生かして開幕1軍への足がかりをつかむことも経験値がなせる業。当時の苦い思いも糧にプロでのスタートダッシュを見据えた。【木下大輔】



