ソフトバンクの昨年のドラフト1位・松本裕樹投手(19)が今キャンプ2度目のブルペンで最多の52球を投げた。

 変化球は投げなかったが、力強い直球を見せていた。「体力面や下半身など全体的に強化している。全力で腕を振って投げられた」。見守った工藤監督は「力の出し方は悪くない。筋力がつけば、体も壊れなくなる」と話した。今季は右肘に不安があったため、体力強化が中心だった。10月のフェニックスリーグで実戦デビューを果たし、来季は飛躍が期待されている。