「戦国東都」を制した亜大が、巨人ドラフト1位の立命大・桜井俊貴投手(4年=北須磨)を攻略し、4強進出した。

 2回1死一塁から、6番丸山高明外野手(4年=玉野光南)が、139キロの直球をとらえ、右翼線に先制の適時二塁打を放った。

 桜井が18三振を奪った東北福祉大戦は神宮で観戦。「東北福祉大が低めのボール球や、高めのボールを振っていた。ボール球は振らないようにした」と徹底。

 9三振を喫したが、6安打で2点を奪い1点差で勝利。生田勉監督(49)は「丸山は今日の練習を見たら調子が良かった。守備は良くないので、1打席見てダメなら代えようと思ったら、打ってくれました。向こうのピッチャーがたくさん三振を取っていたので、せめて半分にはしたかった」と話した。