ソフトバンク高田知季内野手(25)が26日、工藤公康監督(52)から鬼予告されていることを明かした。来年2月のキャンプで離脱した場合、1軍はアウト。高田は入団から3年連続でキャンプ中にリタイアしており不名誉記録をこれ以上伸ばさないよう厳命された。

 1年目は体調不良で2日目に、2年目もウイルス性胃腸炎による発熱で初日にリタイアした。3年目の今年もインフルエンザで中盤に離脱。「さすがに4年連続リタイアはダメ。監督からも『リタイアしたら(A組に)上げない』と言われたので、体調面も注意しながらやっていきたい」と話した。

 この日は、ヤフオクドーム内の球団事務所で交渉に臨み700万円増の2100万円で更改。初めて1年間フルで1軍でプレーしたことが評価された。来年1月には今宮、牧原と長崎での自主トレを計画中。まずは鬼門を突破して、定位置取りを目指す。【福岡吉央】