中日浜田達“特派員”が新助っ人右腕を解説した。3日、ナゴヤ球場で汗を流した浜田達郎投手(21)は、11月末までドミニカ共和国でウインターリーグに参加し、新加入のファン・ハイメ投手(28)とはチームメートだったという。

 視察していた森ヘッドコーチ兼国際渉外担当はハイメについて「最速100マイル(約160キロ)は出ると本人は言ったが、見たのは157、8キロ。制球が悪いのはしょうがないな」と指摘していたが、浜田達は見ていた。「100マイルの表示が出ているのも見た。四球も出してなかったですよ」。キャッチボールすると「速いし、球が動く」。球速、球威があり、カットボール並みに自然と動く直球。さらにフォークは鋭く落ちると証言した。

 「怖かったし、受けてて痛かった。キャッチボールはやりたくなかったです」(浜田達)。守護神候補は一級品に違いない。