秋田・八郎潟町出身の楽天後藤光尊内野手(37)が5日、大館市内で行われたシンポジウム「夢の向こうに」in秋田(日本野球機構、日本プロ野球選手会、日本高野連主催)で実技指導を行った。他にも同県出身のロッテ木村優太投手(30)ヤクルト石山泰稚投手(27)、明桜高出身のDeNA砂田毅樹投手(20)ら9人が、県内32校272人の高校生相手に指導をした。

 秋田高OBの後藤は母校の野球部員を指導する機会に恵まれた。守備練習では実際に捕球して手本を見せ、ロングティーでは身ぶり手ぶりで教え込んだ。「こういう機会が来るとは思わなかった。少しでも力になれればと思った」。打撃フォームを指導されたエースで3番金沢龍介主将(2年)は「(母校の)ライトフェンスを越えるイメージで打てと言われた。秋高OBだからできること」と興奮気味に振り返った。

 講演では高校時代を回想した。「絶対レギュラーをとるんだという気持ちで練習していた。練習は絶対にうそをつかない」とハッパをかけた。5時間続いた指導終了後の会見では「基本の積み重ねが将来を決める。真剣に取り組んでくれれば」とエールを送って締めくくった。