中日のドラフト1位、小笠原慎之介投手(18=東海大相模)が初ブルペンで30球を投げた。

 優勝した昨夏の甲子園後に痛めた左肘に配慮して、冬の間はブルペン投球を控えていた。約2カ月ぶりの投球を見ようと集まった約80人の報道陣や谷繁監督が見守る中、直球がうなりを上げてミットをたたいた。黄金左腕は「やっと、というところです。投げられて安心してるけど、ここからがスタートなので気を引き締めたい。思った以上に腕が振れて、いい球がいったのでよかった」と笑顔だった。