ソフトバンク工藤監督が、開幕ローテーション争いへ厳しい姿勢を打ち出した。すでに開幕投手候補に挙げる武田とバンデンハークは当確だが、残りの3~4枠は白紙を強調。4年連続開幕投手のエース摂津も特別扱いはしない姿勢だ。

 工藤監督は「3連覇を考えれば、ある意味競争してもらわないといけない。(これからの実戦は)単に調整じゃない。しっかりやってほしいなというのはあります」と摂津にも競争を求めた。摂津本人も自覚は十分で、休日だった12日もブルペン投球に励んだ。

 松坂、和田、千賀、大隣、寺原、東浜とライバルは多い。厳しい生存競争を勝ち抜いたメンバーで、3年連続日本一への戦いをスタートさせる。