ソフトバンクのドラフト1位高橋純平投手(18=県岐阜商)が工藤監督から「ペースアップ」を促された。20日の練習で工藤監督の前で初めてキャッチボールを行った。練習後に工藤監督に呼ばれ、話し込む場面もあった。工藤監督は「思っていたよりも進んでいたから、次の段階に行ってもいいんじゃないか。問題なければ少し(ギアを)上げてもいい」と話した。

 高橋は1月に左ふくらはぎの張りを訴えてからスロー調整で、キャンプ中盤にキャッチボールを解禁したばかり。この日は約30メートルの距離で強めのボールを投げた。工藤監督が見ていたことはキャッチボール終了後に気付いた。「投げる前に気付いていたら、緊張して腕が振れていなかったと思う」と振り返った。