優勝に王手をかけていた立正大が青学大に連敗した。ドラフト上位候補の黒木優太投手(4年=橘学苑)は登板せず、1勝2敗で勝ち点を落とした。

 1回戦でベースカバーに入った際、転倒し右肩に違和感が出た。この日もブルペン投球を行い肩を作っていたが、大事を取って登板は見送った。坂田精二郎監督は「万全で行かせたかったので、無理をさせませんでした」と説明した。優勝に王手をかけながら勝ち点を落とし、「これが東都の厳しさ。そんな甘いものではない。1週空くので、もう1度強いチームにして最終カードを終えたい」と締めた。