勝ち点3で首位に立つ関西国際大が惜敗し、優勝は12日からの次節以降に持ち越しとなった。

 先発の石田啓介(2年=高松商)は初回、相手5番の福田仁外野手(3年=北海道栄)に適時打を許し、1失点。2回以降は好投を続け、全5投手でその後は追手門打線を無得点に抑えたが、味方は相手先発の金村侑樹(3年=天理)の前に三塁すら踏めず。4安打で今季初の完封負けを喫した。

 鈴木英之監督(49)は「三塁も踏めなかったですね。打者はボール球の見極めに集中しすぎて、振り切れていなかった。明日に向けて気持ちを切り替えます」と巻き返しを誓っていた。