ついに来た。悲願の優勝に王手をかけた広島緒方孝市監督(47)が地元での“胴上げ宣言”だ。中日に連勝し、マジックを「2」に減らした。

 8日にも25年ぶり7度目のリーグ優勝を決める可能性が大きくなった。

 「みんな落ち着いてプレーしているしね、こうやって浮足立つことなく、1歩1歩、近づいているなという実感はあると思います。選手もファンの思いも、このマツダでなんとか、というところだと思う。また明日、しっかりと戦いたい」 これまで決して優勝を感じさせる話はしなかったが「M2」となり、ついに地元胴上げへの思いをキッパリと口にした。

 8日に優勝が決まれば、2リーグ制後では最も早かった90年巨人の9月8日に並ぶ最速タイとなる。