大体大が延長戦を制し、開幕から4連勝を飾った。

 1点を追った4回に青木聡汰外野手(3年=橿原学院)のソロで追いつき、6回も青木の同点打で2-2の振り出しに。延長11回2死二、三塁で代打の小窪教照外野手(2年=市和歌山)が左前に2点適時打を放ち、決勝点をたたき出した。

 市和歌山3年夏に甲子園に出場した小窪は今春から代打で起用され、今季は切り札で結果を出すようになった。11日の大産大2回戦でも代打で追撃打を放ち、勝ち点1奪取に貢献。「甲子園を経験して、大学でも野球を続けていく決心がつきました。今シーズンは打撃の状態もいいです。11回の打席は(カウント2-2と)追い込まれたので、バットを短く持ち替えて打ちました」と決勝打を振り返った。