早大が終盤に逆転し、立大に１勝１敗とした。５回に逆転され１－２で迎えた７回、代打の岸本朋也捕手（２年＝関大北陽）が同点の適時二塁打。なお２死一、三塁で、真鍋健太内野手（４年＝早実）が決勝打を放った。先発した竹内諒投手（４年＝松阪）は６回２失点で今季初勝利を飾り、３－２で競り勝った。

　早大代打岸本の初安打が貴重な同点打となった。７回２死二塁で右中間への二塁打を放ち、「いつでも行ける準備はしていましたが、うれしかったです」と頬を緩ませた。決勝打を放った真鍋は春のリーグ戦後、左の肋骨（ろっこつ）を疲労骨折。２週間前から打撃練習を再開したばかりで「大事なところで１本出て良かった。１日１本をテーマにつないでいきたい」と春５位から巻き返す。