北九大が05年春以来、23季ぶり6度目の優勝を決めた。

 首位で並んでいた西南大が久留米大に敗れた後、九大戦に圧勝して決めた。徳永政夫監督(60)は「長かった。みんながひとつになって酔いしれることができました」と目をうるませていた。

 現ソフトバンクの中田賢一投手(34)を擁して04年春に優勝したころは、大黒柱の投手1人で投げ抜くことが多かったが「投げられる選手が多くなったので継投できるようになったのが大きい」と徳永監督は投手のコマが増えたことを優勝の原因のひとつに挙げていた。