東大は散発3安打でホームが遠く、2002年秋以来の勝ち点はならなかった。

 先発の三木が序盤のピンチをしのいで7回を2点に抑えただけに、山本克主将は「先に点を取って相手にプレッシャーをかけたかった」と残念がった。

 8日の1回戦で立大の田村から9安打を放って2点を奪ったが、この日は球速差を使った投球に封じられた。

 浜田監督は「クレバーな投球にやられた。うまく適応する力は足りない」と渋い表情。悲願の勝ち点獲得に「法大戦で何とかしたい」と今秋の最終カードへ視線を向けた。