西武浅村が伝統の背番号を背負う。18日、入団から8年間つけた「32」から「3」への変更が決定。清原、中島らチームの主軸がつけた番号を継承する。「球団には感謝してます。ライオンズの背番号3に恥じないよう、チームを引っ張っていける選手になりたい」と、自覚を示した。

 昨オフも、球団から同番号への変更を打診されたが「まだまだです」と辞退したという。「32」で臨んだ今季は全試合に出場し、打率リーグ3位の3割9厘をマーク。打点82と本塁打24本はチーム2位の成績を残した。渡辺SDは「3番をつけるのにふさわしい選手になってきた。本人も、今回は自信を持ってつけたいと思っていると思う」。今秋の練習限定でキャプテンに指名した辻監督も「チームの中心でやってもらわないと困る。引っ張っていってもらいたい」と期待を込めた。