広島の新入団選手発表が13日、広島市内のホテルで行われた。ドラフト1位の慶大・加藤拓也投手(21)、ドラフト2位の花咲徳栄・高橋昂也投手(18)ら6選手が真新しいユニホームに袖を通した。

 加藤は「やっとプロに入る実感がわいています。心が引き締まる。やるしかないという気分。広島はチームとファンが一体となって熱いチーム。自分は真っすぐで力で押していくスタイル。プロの世界でも続けてやっていきたい」と語った。

 175センチ、90キロの体には「良い球を投げるた球を投げるためにつくった体。プロでも(マウンドで)存在感を出していきたい。そういう部分を評価してもらっている、継続していきたい」と意気込んだ。

 慶応、慶大の秀才右腕。ファンからの質問で「得意課目は」と問われると「高校の頃までは数学が一番得意だった。問題集とか答案をずっと眺めてた。覚えるだけだったし、計算も嫌いじゃなかった」ときっぱり。司会者から「勉強でも強気ですね」と言われると「そんなことはないです」と慌て、会場を笑わせた。