東海大・横井人輝監督(54)が今季で退任することが15日、明らかになった。来春から就任予定の新監督には、社会人野球ホンダの元監督で、社会人代表監督を務める安藤強氏(52)が筆頭候補として挙がっている。

 横井監督は07年から母校・東海大の指揮官を務め15度のリーグ優勝を達成。巨人菅野らを育て、14年の全日本大学選手権では13年ぶりの大学日本一に導いた。だが、今年は就任後初めて春、秋ともにリーグ優勝を逃しチームの再建が鍵となっていた。また、今年から2年間の任期で大学日本代表監督に就任。今夏の日米大学選手権で優勝し、来年の8月19日から行われるユニバーシアード競技大会(台北)で2大会連続の金メダル獲得を目指していたが、進退について今後話し合われることになりそうだ。