昨秋、東都大学リーグで25季ぶりの優勝を飾った日大が7日、千葉・習志野市の同大グラウンドで連覇へ向けて始動した。

 カット打法で甲子園でも注目された千葉翔太外野手(3年=花巻東)は大学ラストイヤーを迎え、「何とか自分たちの代で日本一になりたい」と笑顔を見せた。

 悩んでいた進路については「頑張って、プロを目指していけたらと思います。地元に帰った時に、監督や友達に背中を押されたことも大きかったです」と決断。先月末に、高校の1学年先輩にあたる日本ハム大谷と遭遇した際も激励された。

 「投手に嫌がられるバッターになりたい。自分の持ち味をもっと生かしていきたいです」と前を向いた。