プロ野球のキャンプがスタートしました! 担当記者が選んだ「今日の一番」を紹介します。


オリックス「ベップ」コーチ、記者にゲップ2発

 オリックスの春季キャンプ2日目で、一番ウイットに富んでいたのは別府(べっぷ)修作ブルペンコーチ(53)だった。

 朝の集合前にゲップを2度。記者から「いきなりゲップ」と突っ込まれると「呼び捨てにするな!」と笑いながら切り返した。まだ早い時間ながら、頭の中は鋭く回転していたようだ。投手の球を受けて35年。ブルペンでは山崎福に熱心にアドバイスを送るなど、ベテランコーチは存在感を示していた。【オリックス担当 大池和幸】


ヤクルト・バレンティン文句なし場外弾

 ヤクルトのバレンティンが、フリー打撃で左越えに場外弾をマーク。文句なしの飛距離ナンバーワンです。WBCオランダ代表の主砲は、日本語で「ヨユウ!」とニッコリ。「ここ2、3年ではベストな感じで(キャンプに)入れてるよ」。間違いなく仕上がりは早そうです。【ヤクルト担当 鹿野雄太】

フリー打撃で調整するヤクルト・バレンティン(撮影・山崎安昭)
フリー打撃で調整するヤクルト・バレンティン(撮影・山崎安昭)

ロッテ・ダフィーは柵越え10発

 ロッテのマット・ダフィー内野手(27=アストロズ)が2日、前日に続きランチタイムに特打を行った。

 同じく新加入のジミー・パラデス内野手(28=フィリーズ)と交代でバットを振った。

 69スイングで柵越え6本のパラデスに対し、ダフィーは計55スイングで10本の柵越え。芯を食った時の放物線の大きさは、一番インパクトがあった。見守った山下野手総合兼打撃コーチは「まだ打ち始め。何とも言えないけど、これから期待したい。ダフィーは、センター方向に飛びますね」と評価していた。【ロッテ担当 古川真弥】

打撃練習するロッテ・ダフィー(撮影・江口和貴)
打撃練習するロッテ・ダフィー(撮影・江口和貴)

DeNAラミレス監督、誰より早起き早朝さんぽ

 DeNAアレックス・ラミレス監督(42)が、朝から今キャンプ初めて散歩を敢行した。一番乗りで1日をスタート。さらに、早出特打の白崎と関根に、打撃投手として投げ込んだ。

 全体練習を終えた夕方には「もう投げたことを覚えていないくらい肩は何ともない」と肩をグルグルを回した。「白崎はすごくいい。今まで一番いい」と好調の選手に上機嫌。昨季6本塁打すべてソロだった白崎に「これでミスターソロ本塁打を返上してくれると思う」と期待を寄せた。【DeNA担当 栗田成芳】

練習前、海岸沿いを散歩するDeNAラミレス監督(中央)(撮影・足立雅史)
練習前、海岸沿いを散歩するDeNAラミレス監督(中央)(撮影・足立雅史)

中日田島、ファンサービスNO・1

 中日田島慎二投手(27)の前にはファンの長蛇の列があった。

 沖縄・北谷球場で練習の合間に笑顔でペンを走らせた。サインの数は「もうどれだけ書いたか分からないですよ」。

 森監督が掲げるファンサービスの充実に、選手も率先して動く。自身のイラストが描かれたTシャツを身にまとい、グッズの宣伝も忘れていなかった。【中日担当 宮崎えり子】

自身のイラストが描いてあるTシャツを着る中日田島慎二(撮影者・宮崎えり子)
自身のイラストが描いてあるTシャツを着る中日田島慎二(撮影者・宮崎えり子)

阪神岩田121球、連日の投手陣最多

 阪神岩田稔投手(33)がブルペン入り。2日連続で投手陣最多となる121球を投げ込んだ。

 1日にも111球の熱投をみせたベテラン左腕は「結果を出していかないといけない立場なのは分かっている。いい練習ができていると思う」とうなずいた。昨季未勝利に終わった屈辱から巻き返すため、準備は着々と進んでいる。【阪神担当 梶本長之】

ブルペンで投げ込む岩田稔(撮影・上田博志)
ブルペンで投げ込む岩田稔(撮影・上田博志)

巨人育成高山、新人トップの柵越え4発

 巨人育成6位の高山竜太朗捕手(21=九産大)が、3軍キャンプ初のフリー打撃で新人トップの4本の柵越えを記録しました。

 186センチ、80キロの体格を生かした強い打球を左方向に飛ばします。もっとも、本人は「打撃は得意じゃないんです。打球は見てなかったんですけど、柵越え、ありました? レフトですか。センターに打ちたかったっす」と納得していない様子でした。【巨人担当 松本岳志】


広島河田コーチはやじ将軍?元気ピカイチ

 広島河田雄祐外野守備走塁コーチは、日南キャンプで一番元気だ。

 早出練習では丸佳浩外野手(27)と堂林翔太内野手(25)に捕球からスローイングまでの動きを指導。全体練習後の重点練習では、鈴木誠也外野手(22)と育成のサビエル・バティスタ外野手(24)に「今のは捕れただろ~」や「誠也ぁ~、それじゃセンターは守れんぞぉ~」と大声を挙げながらノックの嵐を浴びせた。

 キャンプ2日目も濃密な1日となった。それでも河田コーチは「まだまだ。(ノックバットが)しっくり来ていない。振っていかないといけないな」と最後まで元気だった。【広島担当 前原淳】


ソフトバンク曽根、熱男ばり志願の特守

 野手の育成選手で唯一のキャンプA組スタートとなったソフトバンクの曽根海成内野手(21)が特守を志願し、松田、本多とともに鳥越1軍内野守備走塁コーチからノックを受けた。3日に特守のメンバーに名前が記されていたが、この日、レギュラーの2人が指名されたのを知ると、曽根も志願。チーム一の気合の入りようで、遊撃の位置に就き、2人とともに打球をさばいた。

 今年で入団4年目。守備が最大の持ち味だ。曽根は「緊張したけど、ぜいたくな時間でした。せっかくもらったチャンスなのでこれを逃したら終わり。こいつの守備なら1軍で使えそうだなと思ってもらえるようにアピールしないといけない」と、必死だった。【ソフトバンク担当 福岡吉央】