ヤクルト大松尚逸内野手(34)が、移籍後1号となる代打サヨナラ本塁打を放った。

 同点の12回裏無死、代打大松は広島中田から右越えに1発。お立ち台に呼ばれ「感無量ですね。とにかくチームが勝つという、それだけなので。そのために準備していました。もう頼むから入ってくれという感じですね。最高です。(1年前にケガ、今の姿は)正直、想像はできなかったですけど、いつかこういう日が来ると信じてリハビリを続けてきたので本当にうれしい。はじめまして、ヤクルトスワローズの大松尚逸です。これからも応援よろしくお願いします」と話した。

 大松は昨年5月に右アキレス腱を断裂、同年オフにロッテを自由契約となり、今季からヤクルトに入団。代打の切り札として起用されている。