5月は10勝2敗と破竹の快進撃が続く阪神金本知憲監督のコメント。

 「毎日、スタメンは悩んでますよ。調子であったり、去年、今年のデータ。守り。基本的には相性とデータ、その日の片岡コーチの直感ですよ」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -接戦を制した

 金本監督 今日は能見とピンチをしのいだ桑原とマテオ。この3人の投球で勝ったと思う。

 -能見が7回途中まで1失点

 金本監督 テンポもコントールもストレートの走りもよく、5、6年前の能見に戻ったのかな、と。一番いい時の能見を見ているようだった。

 -桑原がしんどいところをしのいだ

 金本監督 今年はイニングの頭じゃなくて、右の強打者が続くピンチの場面でよくやっている。スライダーが抜けて、ゲレーロにデッドボールもあった。変に意識しなければいいと思ったが、きっちりと投げた。彼にとっても、大きな経験になったのでは。

 -マテオは2イニングを視野に

 金本監督 (イニング)またぎを考えていたから、同点になったら、そのままね。

 -5月は10勝2敗

 金本監督 いろんな勝ち方、逆転勝ちや接戦を取ったりしているが、選手が前を向いて、一丸になっている。負けている時でも、しっかり前を向いて戦おうとしているのが、一番。勝ち越しを決めたが、油断せず、明日、またがんばりたい。

 -8回の投手交代で審判と話していたが

 金本監督 代打がこないと、代えられないんだって。審判も知らなかったみたい。1度マウンドに上がると、イニングの先頭は代打がこないと代えられない。

 -作戦が当たっている

 金本監督 本当に選手がいい競争の中で勝ちに向かって、前を向いて、ベンチのムードが「あきらめない」「絶対に勝つ」と感じる。それが好調の理由じゃないか。