早大が14安打12得点で勝利し、1勝1敗とした。この結果、慶大が勝率で立大を上回れなくなり、試合のなかった立大の99年秋以来13度目の優勝が決まった。

 5-6で迎えた7回2死満塁で、代打の福岡高輝内野手(2年=川越東)が左中間へ3点適時二塁打を放って勝ち越した。8回からは前日に先発した小島和哉投手(3年=浦和学院)が2回を完全投球して試合を締めた。

 高橋広監督(62)は「早慶戦だから勝ちたい、単純にそれだけです。連打連打でよく粘りきってくれた。福岡も大したもんですね。明日も勝って勝ち点を取りたい」と話した。