阪神ドラフト2位小野泰己投手(22=富士大)が、3回6失点でプロ初黒星を喫した。甲子園初登板。2回までゼロを並べたが、3回に一変。連続四球から2死二、三塁とされると、中堅糸井と遊撃大和が交錯する不運な2点二塁打で逆転を許した。その後、6番戸柱に3ランも浴びて6失点。この回限りで降板し「3回の連続四球がなければ変わっていた。最悪1個で抑えておけば…。そこが修正点です」と唇をかんだ。

 3回だけで4四球と苦しんだが、収穫もある。デビュー戦の前回21日ヤクルト戦では直球がシュート回転し、2被弾するなど痛打された。2戦ともバッテリーを組んだ岡崎は「(今日は)シュート回転したのは初回の桑原の二塁打くらい。指にかかった、いい真っすぐを投げていた」と分析。前回の課題をつぶせただけに早期降板は悔やまれる。

 今後について金本監督は「これから相談します」と明言を避けたが「本当にボール自体は良くなっているし、あとはストライクを取るコントロールさえ良くなってくれば可能性はある」と期待。藤浪が27日に出場選手登録を抹消されて先発陣のやりくりが難しい状況でもあり、6月2日からの日本ハム3連戦中にチャンスを与えられる方向だ。