明大が緊迫した投手戦を制して、初勝利を挙げた。

 長江理貴投手(2年=帯広緑陽)が9回4安打1失点で完投勝ち。147球の熱投に「スタミナに不安はない。投げきる自信はあった」と胸を張った。

 7回には、代打で登場した公家響内野手(1年)と、この回から登板した法大・石川(1年)の横浜高校の元チームメートでの”神宮初対決”が実現。公家が5球目の直球を同校OBの法大・村田が守る左翼へ二塁打を放った。

 公家は「(石川は)打ちやすいイメージはなく、得意ではないタイプの投手。まさかレフトに飛ぶとは。面白かった」と笑顔だった。