<ロッテ1-10楽天>◇3日◇QVCマリン
1回1死三塁となったところで、降雨による中断。マウンドから楽天ベンチへ駆け戻った田中将大投手(22)は「どういう状況でもアジャストすることが大事」と自分に言い聞かせた。
台風がもたらす強風にぬかるむマウンド。再開後、今江を三振、カスティーヨを二ゴロに仕留めてピンチを切り抜けると、2回からはセットポジションでの投球に切り替えてフォームを安定させた。
毎回のように走者を背負ったが、決定打は許さない。不調だった決め球のスプリットボールは途中から捨て、スライダーやツーシームを内、外角に出し入れして凡打を誘った。7回無失点。リーグトップの防御率は1・34となった。
悪条件下での好投は、22歳に大きな自信をもたらしたようだ。「スプリットが駄目でも、ほかの球で組み立てられた」と納得の表情。さらに日本ハムのダルビッシュが「(スプリットボールは)簡単に打ち取れるので面白くなくてやめた」と語ったことに触れ「ダルさんのスプリットは、僕のに比べたらまだまだ」と口も滑らかだった。




