WBC日本代表候補の広島今村猛投手(21)が8日、春季日南キャンプで行われたシート打撃に初登板した。

 打者8人に対して2安打を打たれたが、フォークで2三振を奪った。理想とするレッドソックス上原の高速フォークを自分のものにしつつある。

 「フォークを試したいと思っていました。(軌道は)悪くはなかったです」と納得顔だった。直球は最速145キロ止まりでも存在感を見せた。

 10日の紅白戦で登板する予定だ。