広島前田健太投手(24)が10日、日南天福球場で行われた紅白戦で先発した。

 2回を1安打1失点の内容だった。8日のシート打撃を回避しての登板は上々だった。2回に堂林翔太内野手(21)の三塁線を破る二塁打を皮切りに1点を奪われたが、直球が最速144キロを記録した。「思ったよりよかった。スピードも出ていた。6、7分の力の気持ちで行きました」。走者のいない場面でもセットで投げるなど、自分にテーマを課しての投球に納得顔だった。