ヤクルトの小川淳司監督(55)は25日、左内転筋肉離れのウラディミール・バレンティン外野手(28)と左足首を痛めた川端慎吾内野手(25)について「今の時点で、自分の中でいないものとして考えないといけない」と話し、29日の開幕戦出場が絶望的な見通しを明かした。

 2年連続セ・リーグ本塁打王のバレンティンと、遊撃を守る主軸の川端を欠けばチームにとって大きな痛手となる。

 指揮官は「バレンティンも駄目、川端も駄目と自分の中では割り切っている。みんなでカバーしないといけない」と厳しい表情で話した。