MLB職員への道…カラーバットで野球していた日本の女の子がつかんだ「夢の仕事」

サンディエゴで「ドリームジョブ(夢の仕事)」をつかんだ日本人がいました。山上美穂さんは25年シーズンから米大リーグ・パドレスの本拠地、ペトコパークでツアーガイドとして勤務。実際に球場を案内してもらいながら、現職に就くまでの経緯などを聞きました。今や多くの日本人がメジャーに挑戦する時代。世界最高峰の舞台で活躍するのは選手だけではありません。

MLB

★山上美穂さんが語った主な内容

  • グリーンカード当選まで9年 渡米への道のり
  • 「ドリームジョブ」パドレス職員になった経緯
  • 好きなことを仕事に ファン目線も持ちながら
ペトコパークの座席は青で統一されている

ペトコパークの座席は青で統一されている

グリーンカード当選まで9年

「ペトコパークへようこそ!」

流ちょうな日本語が聞こえてきた。声の主は、パドレスの職員として働いている山上さんだった。

「全米NO・1の球場と称されることもあるんですよ」

「センター後方のギャラガースクエアは“公園の中の公園”というニックネームがあります。試合がある日は観客席として使われ、遊具もあるので家族連れに人気なエリアです」

「座席は太平洋をイメージして全て青く塗られています」

パドレス愛が随所に伝わる山上さんのトークに、約2時間のツアーがあっという間に感じてしまうほどだった。

ペトコパーク中堅後方の「ギャラガースクエア」

ペトコパーク中堅後方の「ギャラガースクエア」

幸運から渡米のきっかけをつかんだ。

「アメリカに行きたいという思いですね」

最初は漠然としたものだった。06年頃から米国への永住が許されるグリーンカードの抽選プログラムへの応募を始めた。それから9年。14年に念願の当選通知が来た。

だが、一難去ってまた一難。

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2001年12月生まれ。千葉県千葉市出身。10年に地元球団のロッテが日本一になった瞬間をテレビで見たことがきっかけで、野球の面白さを知る。高校時代は、土日休みだった硬式テニス部に入部し、週末になると野球観戦に出かける日々を過ごしていた。
武蔵大社会学部メディア社会学科を経て、2024年4月に入社。夏の高校野球取材では東東京地区を担当。東東京代表の関東第一が甲子園でも決勝まで勝ち上がり(結果は準優勝)、胸が熱くなった。同年10月から野球部配属となり、遊軍として各球場を転々とした。
25年1月から巨人担当。趣味はドラマ鑑賞、神社仏閣巡りなど。好きな食べ物はラーメン(特に家系)。