日本ハム栗山英樹監督(51)が、注目ルーキー大谷翔平投手(18=花巻東)の起用法への苦悩が尽きないことを明かした。

 西武との敵地での開幕戦を翌日に控えた28日、西武ドームでの全体練習に参加。開幕にスタメンで抜てきするかどうかを問われても「ゼロでは、もちろんない。でも無理させるところではない」と、決めかねている心中を吐露。

 投手と野手の二刀流での育成に挑戦しながら、戦力としての両立を目指しているだけに、難題のよう。大谷を含めた打線の構成に関しても「いろいろギリギリまで考える」と、揺れる胸の内をのぞかせていた。