<阪神5-6広島>◇29日◇甲子園

 阪神は土壇場で守備のミスが出て、痛恨の逆転負けを喫した。1点リードの9回1死二塁。菊池の放った打球は高々と右中間を舞ったが、右翼の福留孝介外野手(36)と中堅の大和内野手(25)が顔を見合わせ、福留の前にポトリと落ちた。

 捕っていれば勝利まであと1死に迫ったが、急転して1死二、三塁のピンチを招き、直後に逆転されてしまった。福留が「あれはオレが捕ってやらないと。(投げていた)久保に悪いことをした」と猛省すれば、大和も「ああいうプレーは自分が行かないと。ぶつかってでも捕りに行かないといけない」と顔をしかめた。試合序盤を優位に進めただけに、後味の悪い敗戦になってしまった。