<中日0-3巨人>◇30日◇ナゴヤドーム

 中日近藤真市投手コーチ(44)が先発吉見一起投手(28)についてコメントした。吉見は立ち上がりからピリッとせず1回に阿部に2ランを浴びると、4回にも長野にタイムリーを浴びた。

 近藤投手コーチは3回表終了時に「(1回2失点の後)『腹をくくってやれ。相手だって打ち損じをする』と言いました。吉見の状態は決して良くはないけれど、良くはないなりのピッチングをしていかないといけない。野手を信じて丁寧に投げていく。自分の信条を忘れてはいけない。とにかく我慢して味方の反撃を待つ。反撃できる状況をピッチングでつくっていく。うちのエースなんだから」。吉見は5回6安打3失点で降板した。