ロッテ益田直也投手(23)が31日、「神様・稲尾様」に並ぶ決意を示した。29日の中日戦で16セーブ目を挙げた時点で、今月17試合目の登板だった。

 月間17登板は07年8月の久保田(阪神)と西村(巨人)以来6年ぶりで2リーグ制後11人目、パ・リーグでは5人目。ロッテでは大毎時代、63年9月の坂井に並ぶ最多タイ記録となった。

 31日に投げて、月間18登板となると56年9月の稲尾和久氏(西鉄)の2リーグ制後最多記録に並ぶ。益田は今月9セーブ。01年5月、06年5月の小林雅に並ぶチームタイ記録にもなる。

 巨人3回戦の試合前、益田は「投げられる展開になるといいですね。巨人には(15日に黒星)やられているので、見返したい」と話した。